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3月11日から

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こんばんはJ社長です。

今日で震災からもう一年経ちますね

被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、

犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。

今でも覚えています

一年前の地震直後は会社で仕事してて

はっきり言ってスタッフ一同だれも気が付きませんでした

FMラジオで地震が有ったって言う事は耳に入ってましたが

まさかあんな大惨事になっているとは思いもよりませんでした

現状の恐怖を感じたのは、配達に行こうと車でテレビを見た時

見た事の無い映像とアナウンサーの尋常じゃない実況に

どうなるんやろうと本気で怖くなったのを覚えています。

何かしなあかんと思ったのは

知り合いの業者さんがツイッターで災害用伝言サービスを広めようとつぶやいていたのを見て

俺も自分のフォロワーを使ってできるだけ使ってこれを広めな・・って思ったのをきっかけに

何ができるか、しかし何もできない自分に焦ってました

すると廻りの業者も被災地支援に向け動き出し

関東には僕達よりもパワーのあるオヤジ集団様達がいて

もごもごしてた自分を後押しして勇気を頂き

3月30日に陸前高田に向けて出発しました。

この間の11日から30日までの期間が物凄く長く感じたのを覚えています

もちろん自分の廻りがビックリするほど協力してくれてのも覚えています、ありがとうございました。


実際に陸前高田に行って自分が感じた事の思いは実はブログには書いてなかったんです

書いてたんですが思いがうまく表現できなくて、そのままテキストに保存となってました・・

震災から一年、途中まで書いていた内容を公開します。

photo:01

はっきり言ってそのままなんで変な表現等があるかも知れませんが気を悪くしないで下さい。

最後に触ったのは 2011/04/23 ですが内容は4月10日の台湾出張の前日(この日の夜11時頃にも大きな余震が有り「もう勘弁してやってや!!」って思ったのも覚えてます、そして4月11日に福島でもっと大きな余震があり、台湾のバスの中でこの事を知ったのも覚えてます)

↓↓↓↓↓↓ここから2011/04/23保存の文章より

明日から台湾出張

その前に

先週の陸前高田復興支援(プロジェクト48)のまとめ

長文をつなげるのは結局無理なんで

書いてた事を番号にて

実際この目で見ないと判らない事が有ると思って行ってきましたが

現地(現実)を見てもまだまだ分からない事だらけでした

感じたのは毎日被災地の復興状況は変化している事

3日前の情報だと古いと思いました

避難所の廻りはムチャクチャになった家屋があり


校舎の1階は水につかり


車はひっくり返り


道路にも瓦礫が散乱


映画でしか見た事の無いすさまじい破壊の後があり


このラインまで水に浸かってるって言う壁に残ったラインを見ても


そのムチャクチャになった現地を目の辺りにしても


ハッキリ言って信じられないし

想像も付か無いと言うか想像できませんでした

分かったのは

被災者の方達が本当に、本当に怖い目にあった事

避難所に居てる被災者の方達は約3週間前までは

僕たちと同じ様に普通の生活をおくっていた事

それが一瞬にして崩壊


いいですか

自分達に置き換えて考えて見て下さい

明日のお昼過ぎに地震が起こって、その後大津波

もう一度言いますよ 

自分達の普段の生活に置き換えてくださいね

自宅がマンションなのか一戸建てなのか判りませんが

自分の家に大津波は来ないと思っているでしょ

被災地では来たんですよ実際

そして

家が流され無くなって

最悪、身内や知人が亡くなり

避難生活が始まります

避難所も近所の学校を思い浮かべて下さいね

そこで知らない同じ町の人と過ごすんです

これから当分


水もないし

電気もない

プライバシーもない

どないです?

あり得ないでしょ?

でも

避難所に居てる方達は

3週間前からそれが現実となってしまってるんです


ホントに

結局

この津波で被害にあった方しかこの経験は語れませんし

僕たちには判りません

そんな体験をしたした被災者の方を

僕たち平和市民は

もっと真剣に、そして継続の支援をしていく気持が必要だとおもいました

↑↑↑↑↑↑↑ここまで


この時は思いが大き過ぎてほんとに表現できなかったのを覚えています

今では言えますが陸前高田で見たガレキの山は僕にはゴミ山にしか見えませんでした

でも当時はその中に行方不明者や遺体がたくさん混ざっていたと思います、間違ってもゴミ山とは言えませんでした。

今 被災地のガレキを受け入れれない話を聞くと腹が立ちます

何が嫌ですか?放射能物質の可能性があるからですか?じゃ被災地に住んでいる方達は一体何なんですか?同じ人間じゃないですか、別に猛毒を持ってくるって訳じゃないじゃないですか!

僕が思うに観光でもなんでもいいから一度被災地に行ったら良いと思います

去年の5月に家族で宮城県に行った時の行きしなに『帰りにいわき市の友達のところに寄って行っていいか?』って奥さんに聞いたら

『娘も一緒やから嫌や』って言われました『なんでやねん、すこし寄ったからって一体どないなるねん』って言ったら泣きながら『でも、いやや』って拒まれました

『お前それこそ風評被害ちゃうんけ~!!?』っケンカしたのを覚えています。

でも仙台に行って被災地見て、東北のみんなの話聞いて、帰りに奥さんにもう一度聞いたら『いいよ』って言いました

そらそうです、だってみんなそこで生活してるんですもん、現実逃げたくても逃げれない人達がどんなけ居てると思いますか?

逃げれないからそこで生活してるんじゃないですか?

被災地に行けば何かが変わると思うんです

僕が言いたいのは少しでも、できる範囲でいいと思うんで協力しあう気持ちが今必要ですよって事です。

昨年は復興にできる事からやろうと僕なりにできる事をやっていたんですが

今年に入り今の環境が忙しすぎて何もしていない自分にイライラし

震災1年に伴い最近頻繁にやっている震災の番組を

『1周年記念とかやないんやから、やるんやったらずっと震災番組放送しとけよ

被災地の現状はまだ続いてんねんぞ!被災地じゃない地域では被災地に対する思いが薄れてきてんぞ!!』

って勝手に思ってイライラし

でも『それって俺も同ちゃうん?』って思ってまたイライラしてます。

でもイライラと言う表現が適切じゃ無い、何か心の焦りと言うか、何かよく解らない気持ちがあり、ほんとすみません・・・

テレビ番組ももちろん悪くは無いです、皆に観てもらってあの惨状を思いだしてもらって

再び協力していこうと思ってもらえば本望です。


そしてまだまだ大変な状況が続く被災地への支援、そして思いを忘れないでください、僕も反省します。

J社長のハイエースなブログ


内容に気に入らない事や不適切な表現もあったかもしれませんがお許しください。


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